幼稚園の入園初日からニコニコ笑顔で通い続けていた幼稚園だけど、年長さんになって初めて「幼稚園に行きたくない」と言い出しました。
年少・年中と、度々冗談では「今日はお休みしちゃおっかな~」とは言っていたけど、本気で泣きそうな顔で「行きたくない」と言ってきたのは初めてです。
何か嫌なことでもあったのかと理由を聞いてみると、どうやら行き帰りの通園バスが問題とのこと。
通園バスでは年長さんが年少さんの面倒を見てあげることになっていて、バスの席はお隣同士、バスから園舎へ入るまでは一緒に手を繋いで歩く事になっています。
小さい子供が好きな息子は『年少さんの面倒を見ること』をとても楽しみにしていました。
しかし、息子とペアになった年少さんが少々問題あるのだそうで。。
- バスの中で騒ぐ
- 走行中座っていられず立ち上がろうとする
- 息子のことを何度も叩く
- やめてと言ってもやめてくれない
- 話を聞いてくれない
- 手を繋いでくれない
- 手を振り払って走っていく
息子の話によるとこんな感じなのだそう。
まだ入園したてで、まだ赤ちゃんに近いから。。。と寛容に見ても、大人だってこういう子供を相手にするのは大変なのに、まだ5歳の子供が面倒をみるにはツライことと思います。
他のお友達(年長さん)は楽しそうに手を繋いで歩けるのに、どうして自分はできないんだろう?
自分の対応が間違っているのかな?自分が悪いのかな?と悩んでいるみたいです。
年少さんの面倒を見ることを楽しみにしていた息子にとっては、理想と現実のギャップが大きすぎて苦しい様子。
自身が年少さんの頃は、年長のお兄さんと手を繋ぐことが楽しくて、そのお兄さんのことを頼もしくカッコいいと思っていたようです。なので、自分もそういうお兄さんになりたい、なれる!と思っていたのでしょうね。
これは5歳の子供が悩むには難しい問題。
もちろん先生たちも何かしら対処はしてくれているのでしょうが、その子にだけ付きっきりでかまっていられないでしょうから息子が負担を大きく感じているのかもしれません。
新学期が始まってまだ1週間なので、もう少し様子を見ても良いのかなとも思ったけれど、こんなに「行きたくない」とハッキリ言うほどツライのなら、我慢する必要も頑張る必要もないと思います。
昨日担任の先生とお話する機会があって、先生のほうから「バスについて何かお話聞いていますか?」と言われたので、息子が少し困っているようだと話をしました。
すると、私の隣にいる息子に「〇〇ちゃん(←年少さん)はちょっと元気いっぱいなんだよね~」と問いかけるように話しかけていて、息子の気持ちに寄り添っていない感じがしたことに少し疑問を感じました。
まあ、息子がまだ先生にきちんと話をしていないということも考えられるし、先生の立場上、生徒を非難することもできないだろうし、曖昧な言い方になるのも理解できます。
でも、息子の苦笑いを見る限り、先生には話しているんだろうし、先生からバスの様子を聞かれたことを考えると、先生たちの間でも多少の問題になっていることが予想されます。そう考えると、先生の息子への対応は間違っているようにも感じます。
この話は夫にも相談して、今日の放課後に幼稚園に相談することにしました。相談というよりは要望で、この年少さんと息子を離すように言うつもりです。
年少児に注意したところですぐに態度が変わるとは思えません。息子は年少さんの面倒を見に幼稚園に行っているわけではないし、息子の幼稚園生活が苦しいものになるのなら、この年少さんの面倒を見る必要は全く無いのです。
これは息子にとって成長のチャンス!という見方もあるのかもしれません。
でも私達夫婦からすると、こんなチャンスは息子にとってはなんの意味もないことだと思います。こんなツライ思いをしなくても健やかに成長していますからね。むしろ成長を妨害している気さえします。
幼稚園はツライ思いをする場所ではなく、楽しむ場所だと思っています。今まで2年間、毎日楽しく通っていたのに最後の1年が楽しくないなんて悲しいですよね。
息子の苦しみ悲しみを早く取り除いて、幼稚園は楽しいとまた笑顔で通園できるようにしてあげたいです。
まずは担任の先生と話をして、幼稚園でどのように対策してくれるのか聞きたいと思います。
以上、真面目なお話でした。
今日も読んでくれてありがとう。
またね。
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