こんにちは
昨日秋田から埼玉へ戻ってきました
梅雨晴れの今日は溜まった衣類をせっせとお洗濯しました
晴天に揺れる洗濯物は爽やかな香りで気分を明るくしてくれます
先週末,大好きな大好きな祖母が他界しました
早朝の,突然の知らせ
「あぁ,亡くなってしまったんだな」
と,冷静に受け取りました
八十八歳という高齢に加え,体もだいぶ弱っていたので
そう遠くない将来に知らせがあるだろうとは思っていたけれど,
もう少し生きていて欲しかったと,残念な気持ちでいっぱいです
その日のうちに秋田へ行き,
おばあちゃんに会うことができました
私の生まれ故郷では,通夜の日の午前中に火葬をしてしまいます
どうしても最後におばあちゃんに会いたかったので,
大急ぎで準備をして,息子を連れて家を飛び出しました
嬉しいことに,おばあちゃんとは二日間一緒に過ごすことができました
可愛がってくれて,ありがとう
愛してくれて,ありがとう
たくさんのことを教えてくれて,ありがとう
おばあちゃん,大好きだよ
最後に私の気持ちを伝えることができました
おばあちゃん,聞こえたかな?
もう会うことができない
もう話すことができない
悲しくて悲しくてたまらないけれど,お別れは必ず訪れるもの
おばあちゃんを想い,おばあちゃんに会いたくなった時には
手を合わせてお念仏を唱えましょう
そうすれば,必ずその想いはおばあちゃんに届きます
このように,和尚さんが仰っていました
これを聞いて少し心が軽くなったように感じます
おばあちゃんに会いたくなった時には,必ず手を合わせようと思いました
おばあちゃんがいなくなった喪失感を癒やしてくれたのは,息子でした
それは私だけではありません
家族,親族のみんながそうだったと思います
とくに寂しさが和らいだのは,祖父だったことでしょう
無口で無表情なおじいちゃん
そんなおじいちゃんの涙を見たのは初めてでした
秋田の田舎では曾祖父のことを「おんじ」と呼びます
息子が笑顔で「おんじ」と呼びかけるたび笑顔になる祖父
元気いっぱいに走り回り,遊び,転げ回る曾孫を見て
おじいちゃんはとても嬉しそうでずっと笑っていました
(息子は親族の中で唯一の幼児
他に赤ちゃんもいないので,ただただ可愛いのは息子だけなのです)
伴侶を失うと男性のほうが弱いと聞きます
妻を先に亡くすとあっという間に・・・
という場合がやはり多いと和尚さんも言っていました
御年九十歳
まだまだ長生きしてもらわないといけません
秋田にいる間は,息子を囲んでみんなで遊びました
息子の存在が祖父にとって生きる活力となってくれれば嬉しいです
祖母の死はとても辛く悲しいです
家族と祖母を想い祖母の話をして,
みんなでこの寂しさを癒やしていけたらいいと思います
祖母に息子を会わせるたびに,喜び,可愛がってくれたことを思い出します
祖母の優しさ,愛しさ,生命は息子の中にあります
息子を愛し,育て上げることが,祖母の供養になると信じ,
私はこれからを生きていきたいと思います
ご覧いただき,ありがとうございました
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